Surfsharkは、1つの契約で接続できる台数に上限がないVPNサービスです。VPNは、通信を暗号化してIPアドレスを隠す仕組みのことです。公式サイトは日本語で、料金も日本円で表示されます。この記事では、家族の端末をまとめて守りたい人や、費用を抑えたい人に向けて、料金プランの選び方、始め方、解約・返金の手順を公式情報で整理します。
結論:Surfsharkはこんな人におすすめ
台数無制限と円建て表示が、Surfsharkを選ぶ主な理由になります。
向いている人
- 家族のスマホ、パソコン、タブレットなど、たくさんの端末をまとめてVPNで守りたい人
- 日本語の公式サイトで、日本円の表示を見ながら契約したい人
- 長期プランでまとめて支払い、月あたりの費用を抑えたい人
向いていない人
- 無料プランで使い続けたい人(無料プランはない)
- 契約前に、プランごとの機能の違いをはっきり確かめたい人(料金ページでは違いがわかりにくい)
- 2年後の更新料金を契約前に把握しておきたい人(料金ページに明記されていない)
Surfsharkとは
Surfsharkは、VPNを中心に、セキュリティ関連の機能を組み合わせて提供するサービスです。Windows・Mac・Linux・iOS・Androidのアプリに加え、Android TV、Apple TV、Fire TV、Chrome・Firefox・Edgeの拡張機能に対応しています。公式ヘルプでは、アプリを入れられない端末や、ブラウザだけにVPNを使いたい場合は拡張機能を使うよう案内されています。
料金ページによると、VPNには次の機能が含まれます。
- 接続台数無制限:1つの契約で、何台でも同時に接続できます。
- 広告ブロック・Cookieポップアップブロック:広告やCookie同意の表示を減らす機能です。
- Bypasser(スプリットトンネリング):特定のアプリやサイトだけVPNを通さずに使う機能です。
- ローテーティングIP:接続中にIPアドレスを定期的に切り替える機能です。
- Dynamic MultiHop:2つのサーバーを経由して接続する、いわゆるダブルVPNです。
このほか料金ページには、使い捨てのメールアドレスを作る「Alternative ID」、SMSやメールの詐欺チェック、ウイルス対策の「Antivirus」、メールアドレスやカード情報の流出を知らせる「Alert」が並んでいます。なお、個人情報の削除を代行する「Incogni」はアメリカ・イギリス・EU・スイス・カナダの居住者向けで、なりすまし被害の補償はアメリカ居住者(ニューヨーク州を除く)向けと書かれています。日本在住の場合、この2つは対象外です。
料金プランと選び方
料金ページには「Starter」「One」「One+」の3つのプランがあります。
プラン | 料金 | 料金ページ・FAQでの説明 |
|---|---|---|
Starter | 月額 ¥298(2年+3か月・初回 ¥8,046) | VPN本体の機能。接続台数は無制限 |
One | 月額 ¥298(2年+3か月・初回 ¥8,046) | VPNにAntivirusやAlertなどを追加 |
One+ | 月額 ¥598(2年+3か月・初回 ¥16,146) | Oneにさらに機能を追加した上位プラン |
注意したいのは、料金ページでは3つのプランのカードに同じ機能一覧が並んでいて、どのプランに何が含まれるかが読み取りにくい点です。FAQでは、OneとOne+はAntivirusやAlertを追加する上位プランとして説明されています。購入前に、支払い画面で選んだプランの内容を確認してください。
目的別の選び方は次のとおりです。
- VPNだけ使えればよい:Starterが候補です。台数無制限はStarterでも使えます。
- ウイルス対策や情報流出の通知もまとめたい:Oneが候補です。別にウイルス対策ソフトを契約しているなら、重複しないか確認します。
- One+:Oneとの違いは料金ページで明確に確認できませんでした。One+独自の機能が必要かを確かめてから選んでください。
支払いの周期は、1か月プランは毎月、1年プランは12か月ごと、2年プランは最初にまとめて支払い、期間が終わると1年ごとに更新されます。更新時は初回とは別の更新価格が適用されますが、更新価格は料金ページに明記されていません。長期プランを選ぶ場合は、支払い画面や規約で更新価格を確認しておくと安心です。
始め方(登録から最初の接続まで)
公式ヘルプでは、アプリを使うには有効なサブスクリプションが必要とされています。ここでは、プランの購入後にWindowsで接続するまでを、公式ガイドで確認できた範囲で紹介します。
- 料金ページでプランを選び、購入します。支払い画面には、住んでいる地域で使える支払い方法が表示されます。
- 公式サイトのWindows向けダウンロードページからアプリをダウンロードします。ARM64のプロセッサを使っている場合は、2つ目のダウンロード項目を選びます。
- ダウンロードフォルダーの「Surfshark.Setup」をダブルクリックし、変更の許可を求められたら「Yes」(はい)をクリックします。
- インストールが終わるとアプリが自動で開きます。「Log in」をクリックし、登録したメールアドレスとパスワードを入力して、もう一度「Log in」をクリックします。2段階認証を使っている場合は、コードを入力して「Verify」を押します。
- メイン画面で「Quick-connect」をクリックすると、近くの速いサーバーに接続されます。
- 接続状況はアプリの上部で確認できます。切断や一時停止も同じボタンから行えます。
公式ガイドでは、Windows 7や8を使っている場合は「Windows Legacy」版のアプリが必要とされています。保護したいほかの端末にも、同じようにアプリを入れます。
日本語で使うときのポイント
公式サイトとiOSアプリは日本語に対応し、料金は日本円で表示されます。公式ヘルプセンターにも日本語版があり、ライブチャットとリクエストフォームの入口があります。ただし、チャットが日本語で対応しているかは公式ページで確認できませんでした。上の手順のボタン名は、公式ガイドの英語表記のまま載せています。
公式ヘルプによると、使える支払い方法は次のとおりです。
- クレジットカード・デビットカード
- PayPal
- Google Pay
- Apple Pay
- 暗号通貨(モバイル端末からは利用不可)
ほかの支払い方法は地域によって異なり、プランを選ぶと支払い画面に一覧が表示されます。海外のサービスをカードで払うときの注意点は、海外サブスクの支払い・解約ガイドにまとめています。
解約・返金の方法
Surfsharkの「解約」は、自動更新を止める手続きです。購入した場所によって手順が変わります。
公式サイトで購入した場合
- Surfsharkのアカウントページにログインします。
- 右上のメールアドレスをクリックし、「サブスクリプション」を選びます。
- 「お支払い」の項目を開きます。
- 「自動更新をキャンセル」(英語表示では「Cancel Renewal」)をクリックし、確認します。
この項目が表示されない場合は、アプリストアで購入した可能性があります。ライブチャットでサポートに依頼することもできます。
アプリストアで購入した場合
Google Play、Apple App Store、Amazonアプリストアで購入した場合は、それぞれのアカウントの定期購入の設定から自動更新を止めます。
公式ヘルプによると、自動更新を止めても、今の請求期間が終わるまでは使えます。残りの期間分が自動で返金されることはありません。
返金保証の条件
返金保証(30日間返金保証)は、最初のサブスクリプション購入だけが対象です。公式サイト、またはPaddle・Google Play・Cleverbridge経由の購入で、期間内に申請すれば全額返金の対象になります。申請はライブチャットでサポートに連絡します。
次の場合は対象外です。
- すでに返金を受けたことがある
- サブスクリプションが更新された後
- 正規の販売パートナー以外から購入した
- 専用IP(dedicated IP)やAlternative IDなど、返金対象外の追加オプションを購入している
App Storeで購入した場合はAppleのサポートに、Amazonアプリストアの場合はAmazonのサポートに申請します。Google Playの場合は、購入から48時間以内ならGoogle Playに直接申請でき、それ以降はSurfsharkのサポートが対応します。
Surfsharkと似たツール
ほかのVPNと比べたい場合は、次のツールが候補になります。
- NordVPN:日本語アプリと円建て表示。ベーシック・コンプリート・エリートの3プラン。
- Proton VPN:期間の制限がない無料プランがある。
- ExpressVPN、CyberGhost、Private Internet Access
6つのVPNを日本語対応・料金・返金保証で比べた記事は、VPNおすすめ比較6選です。
よくある質問
無料トライアルはありますか?
公式ヘルプによると、新規ユーザー向けの無料トライアルがあります。対象は公式サイトでPayPal・Apple Pay・クレジットカードを使って1年または2年プランを購入した場合で、トライアル中は3台まで、終了後は台数無制限になります。トライアルが終わると料金が請求されるので、期間や条件は申し込み前に公式ヘルプで確認してください。
自動更新を止めたら、すぐに使えなくなりますか?
公式ヘルプによると、自動更新を止めても今の請求期間の終わりまでは使えます。その後は、自動更新を再び有効にしない限り請求されません。
解約後、返金はどう申請しますか?
公式サイトで購入し、返金保証の期間内であれば、ライブチャットでサポートに連絡します。承認後の返金には通常数営業日かかり、日数は支払い方法や銀行によって変わります。
まとめ
Surfsharkは、1つの契約で台数無制限に使え、日本語の公式サイトで円建ての料金を確認できるVPNです。VPNだけならStarter、ウイルス対策や情報流出の通知もまとめたいならOneが候補になります。ただし、プランごとの機能差と更新価格は料金ページで読み取りにくいため、支払い画面で内容を確かめてから契約し、返金保証の条件も把握しておきましょう。