Yesimは、旅行者や出張者向けのプリペイド型データ通信eSIMです。国ごとのデータ容量プランと1日単位の無制限プランに加えて、使ったデータの分だけ払うPay & Flyプランがあります。この記事は、旅程や使い方に合わせてプランを使い分けたい人向けです。プランの選び方と、アプリでの購入からiPhoneに設定するまでの流れ、返金の条件を、公式ヘルプと返金ポリシーをもとにまとめます。
結論:Yesimはこんな人におすすめ
Yesimは、旅行ごとに必要なデータ量が違い、プランを柔軟に選びたい人に向いています。日本円の固定価格で買いたい人には、円表示のサービスのほうが分かりやすいでしょう。
向いている人
- 旅行のたびに、容量・無制限・従量課金を使い分けたい人
- 年に何度も海外に行き、残ったデータ残高を次の旅行でも使いたい人
- PayPalやApple Pay、Google Payで支払いたい人
向いていない人
- 日本円の固定価格で支払いたい人(料金は米ドル建てです)
- eSIMに対応していないスマホを使っている人
- 現地の電話番号で通常の通話・SMSをしたい人
Yesimとは
Yesimは、アプリやWebで行き先とプランを選び、スマホにeSIMをインストールして使うサービスです。サイトは日本語表示に対応しています。
プランは次の3種類です。
- データ容量プラン:国ごとに、データ量と有効日数が決まったプラン
- 無制限プラン:1日単位でデータを使い放題にするプラン
- Pay & Fly:使ったデータ量に応じて支払うプラン。公式サイトによると170以上の国で使え、使わなかった残高は次の旅行に回せます
ほかに、つながりやすいネットワークへ自動で切り替えるSwitchLess機能や、追加料金なしのテザリングがあります。テザリングで共有したデータも、プランの容量から引かれます。
料金プランと選び方
データ容量プランの最安の例は次のとおりです。料金は米ドル表示で、ユーロやポンドにも切り替えられます。
行き先 | 料金 |
|---|---|
韓国 1GB・30日 | $3(1回払い) |
アメリカ合衆国 1GB・30日 | $3.72(1回払い) |
フランス 1GB・30日 | $3(1回払い) |
使い方に合わせた選び方
- 使うデータ量の見当がつく:データ容量プランが分かりやすい選択です。公式サイトにはデータ計算機もあります。
- 動画や地図をたくさん使う日がある:その日だけ1日単位の無制限プランを使う方法があります。
- 使う量が読めない、何度も旅行する:Pay & Flyなら使った分だけ払い、残高を次に持ち越せます。
有効期間は対応ネットワークに接続した時点から始まります。購入後は一定期間内に有効化が必要なので、早く買いすぎないようにしましょう。
始め方(購入からiPhoneの設定まで)
公式サイトでは、アプリのダウンロード、行き先とプランの選択、支払いとQRコードの受け取り、インストールと有効化、の4ステップが案内されています。iPhoneの手順は公式ヘルプ「How can I install eSIM on iPhone devices?」に基づいています。
1. アプリを入れてプランを買う
- Yesimのアプリをダウンロードします。
- 行き先とデータプランを選びます。
- 支払いを済ませると、eSIMのQRコードなどの情報が届きます。
2. iPhoneにインストールする(アプリから)
- Wi-Fiなどに接続した状態で、アプリの「eSIM Page」を開き、使うプランの「Install eSIM」をタップします。
- 「Add Cellular Plan」をタップし、「Fast」タブの「Install」を選びます。
- iPhoneの設定画面が開くので、画面の案内に従います。途中で中断しないようにしましょう。
QRコードで入れる場合は、iPhoneの「設定」から「Cellular」→「Add Cellular Plan」→「Use QR code」と進み、メールに届いたQRコードを読み取ります。読み取れなければ「Enter Details Manually」で、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力します。画面名は公式ヘルプの英語表記です。
3. 現地で使えるように設定する
- 追加した回線に「Yesim」などの分かりやすい名前を付けます。
- モバイルデータ通信の回線に、Yesimを選びます。
- Yesimの回線がオンになっていて、データローミングが有効になっているかを確認します。
- 有効化のあと、つながるまで5〜10分ほど待ちます。
公式ヘルプによると、インストールしたeSIMは別のスマホには移せません。旅行が終わっても削除せず、オフにしておくよう案内されています。
日本語で使うときのポイント
サイトは日本語で表示できますが、料金は米ドル建てです。日本円での支払額は、カード会社の為替レートと手数料で変わります。
支払いには、クレジットカード(JCBを含む)、PayPal、Apple Pay、Google Payが使えます。24時間のサポートがありますが、日本語で問い合わせできるかは公式ページで明示されていません。ドル建てサービスの支払いの注意点は、海外サブスクの支払い・解約ガイドも参考にしてください。
解約・返金の方法
Yesimはプリペイド型なので、月額の解約手続きはありません。返金は、公式の返金ポリシーに沿って申請します。
返金の対象と期限
- 購入日から30日以内のデータプランとチャージが対象です。
- 有効化・使用・期限切れになったものは対象外です。
- 返金ポリシーでは、eSIMプロファイルのインストールやネットワークへの接続も「有効化」とみなされます。
つまり、インストールした時点で返金の対象外になる可能性があります。旅行が取りやめになりそうなときは、インストールを急がないほうが安全です。
申請の方法
返金ポリシーによると、support@yesim.app宛てのメール、またはアプリ内のお問い合わせフォームから申請します。審査と処理には15営業日かかります。承認された返金は購入時の支払い方法に戻りますが、少額の場合はアプリ内の残高(Ycoins)として付与されます。App Storeなど外部のストアで買った場合は、そのストアの返金ルールが優先されます。
Yesimと似たツール
同じ海外eSIMのカテゴリには、次のツールがあります。
- Airalo:日本円表示で買える、200以上の地域に対応したeSIMストア
2つのサービスの違いは、海外eSIMのおすすめ比較で詳しく比べています。Yesimの料金・良い点・注意点の一覧は、Yesimのツールページにまとめています。
よくある質問
旅行が終わったらeSIMは削除してよいですか?
公式ヘルプでは、削除せずにオフにするよう案内されています。Pay & Flyの残高を次の旅行で使う場合も、同じeSIMを残しておくと手間がかかりません。
つながらないときはどうすればいいですか?
まず、モバイルデータ通信の回線がYesimになっているか、データローミングがオンかを確認します。アプリの「Help」から「Yesim Installation」を開くと、インストールの状態を確認できます。
アプリの不具合でデータが使えなかった場合は?
返金ポリシーでは、アプリの不具合や技術的なエラーは、発生から1時間以内に連絡する必要があるとされています。スクリーンショットを添えて、早めに問い合わせましょう。
まとめ
Yesimは、容量プラン、1日単位の無制限、Pay & Flyを旅程に合わせて選べる海外eSIMです。データ量が読めない人や旅行が多い人はPay & Fly、決まった量で足りる人は容量プランが基本です。インストールすると返金の対象外になりうる点を押さえ、出発が確定してから設定しましょう。