この記事は、AIで画像や3Dモデルを作れるツールを比べたい人に向けた比較です。AI画像生成は、文章(プロンプト)や参考画像をもとに、AIが新しい画像を作る仕組みです。Dzine、Krea AI、Tripo AIの3つを、得意な用途、無料プラン、商用利用、クレジットの仕組み、日本語対応の観点で比べます。Tripo AIは画像ではなく3Dモデルを作るツールですが、画像から立体物を作れるため一緒に紹介します。
結論:目的別のおすすめ
3つは得意な用途が違います。作りたいもので選んでください。
- キャラクターやイラストを同じテイストで作り続けたい:Dzine
- 無料で毎日試したい、複数のモデルを比べたい:Krea AI
- 無料プランの画像を商用利用したい:商用ライセンス付きのKrea AI
- 3Dプリントやゲーム用の3Dモデルを作りたい:Tripo AI
比較表
| ツール | Dzine | Krea AI | Tripo AI |
|---|---|---|---|
| 総合評価 | |||
| 最安料金 | 月額 $7〜 | 月額 $5.25〜 | 月額 $20〜 |
| 無料プラン | あり | あり | あり |
| 無料体験・返金 | 返金不可(月払い・年払いとも)。 | 有料サブスクリプションで当月の利用が650ユニット未満かつ生成20件未満なら、解約時に返金を受けられる。 | 誤って購入した場合、購入から24時間以内かつクレジット未使用なら返金を申請できる。 |
| 日本語画面 | 未確認 | 未確認 | 一部対応 |
| 日本語サポート | 未確認 | 未確認 | 未確認 |
| 対応環境 | Web | Web・iPhone | Web |
| 支払い方法 | クレジットカード・PayPal・暗号資産 | クレジットカード・Google Pay・銀行振込 | クレジットカード |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
選び方に関わる項目をまとめました。「要確認」は、公式情報で確認できなかった項目です。
項目 | Dzine | Krea AI | Tripo AI |
|---|---|---|---|
得意な用途 | 画像の生成・編集、キャラクターの一貫性 | 多数の画像・動画・3Dモデルの使い分け | テキスト・画像から3Dモデル |
無料プラン | 登録時に100クレジット(12か月有効) | 毎日100ユニット | 毎月200クレジット(約13モデル) |
無料プランの商用利用 | 不可(非商用) | 可(商用ライセンス付き) | 不可(公開モデル・非商用) |
有料の最安 | 月額 $7〜(Beginner・年払い) | 月額 $5.25〜(Basic・年払い) | 月額 $20〜(Pro・月払い) |
繰り越し | Creator以上は最大3か月 | Basic・Pro・Maxは不可 | 要確認 |
日本語 | 要確認 | 要確認 | 公式サイトに日本語ページ |
アプリ | Web | Web・iOS | Web |
料金の通貨 | 米ドル | 米ドル | 米ドル |
クレジットやユニット(生成に使うポイント)の消費量は、サービスやモデルによって違います。数字は目安として見てください。
選び方のポイント
AI画像生成ツールで日本の個人ユーザーが確認したいのは、用途との相性、無料プランと商用利用、日本語と支払い、解約と返金の4点です。
用途:画像を作り込むか、モデルを比べるか、3Dにするか
Dzineは、画像の生成と編集を1つの画面でできるデザインツールです。キャラクターの一貫性を保つ機能やスタイル設定があり、同じキャラクターで何枚も作りたい人に向いています。動画化、リップシンク、高画質化もできます。
Krea AIは、画像・動画・3Dの生成モデルをまとめて使えるツールです。リアルタイム生成、最大22Kのアップスケール(高解像度化)、LoRA学習(自分の画像でモデルを調整する機能)、処理をつなげるKrea Nodesなど機能が多い反面、使いこなすには慣れが必要です。
Tripo AIは、テキストや画像から数秒で3Dモデルを作れます。3Dプリント向けのSTL・3MF・OBJ形式で書き出せ、BlenderやUnity、Unrealとの連携プラグインもあります。
無料プランと商用利用:作った画像を使えるか
無料プランは3つともありますが、条件が違います。Krea AIは毎日100ユニットが付与され、全画像・動画モデルと商用ライセンスを無料で使えます。毎日少しずつ試したい人に向いています。
Dzineの無料プランは登録時の100クレジットのみで、毎日の付与はありません。生成した画像は公開扱いで、非商用です。Tripo AIは毎月200クレジットで約13モデルを作れますが、モデルは公開扱いで商用利用できません。ブログやSNSの仕事で使うなら、商用利用できるプランかを先に確認しましょう。
日本語と支払い:画面とプロンプトの言語を確認
3つとも料金は米ドル建てです。カード払いの場合、円での請求額は為替やカード会社の手数料で変わります。Tripo AIはクレジットカード・デビットカードに対応しています。DzineとKrea AIの支払い方法は料金ページで確認できませんでした。
日本語対応は、Tripo AIの公式サイトに日本語ページがあることを確認できました。編集画面の日本語表示や、日本語のプロンプトをどこまで正しく扱えるかは、3つとも公式ページで明示されていません。英語のプロンプトも用意しておくと安心です。
解約と返金:返金不可のサービスもある
Dzineは、料金ページで月払い・年払いとも支払いは返金不可と記載されています。解約は請求期間の終了時に反映されます。Krea AIとTripo AIの返金ポリシーは公式サイトで要確認です。年払いは月払いより安くなりますが、まず無料プランや月払いで試してから切り替えましょう。
Dzine:キャラクターやイラストを同じテイストで作りたい人向け
Dzineは、AIで画像を生成・編集できるデザインツールです。キャラクターの一貫性を保つ機能やスタイル設定を使い、同じテイストの画像を続けて作れます。動画化、リップシンク、高画質化もWebブラウザ上で使えます。
料金は米ドル建てで、年払いのほうが安くなります。
- Free:登録時に100クレジット(12か月有効)、公開生成・非商用
- Beginner(月1,000クレジット):月額 $7(年払い・初回 $84・月払いなら月額 $8.99)
- Creator(月6,000クレジット):月額 $20(年払い・初回 $240・月払いなら月額 $24.99)
- Master(月9,000クレジット+画像生成無制限):月額 $50(年払い・初回 $600・月払いなら月額 $59.99)
有料プランは非公開生成と商用利用に対応します。Beginnerは繰り越しなし、Creator以上は最大3か月の繰り越しができます。Masterは画像生成が無制限(フェアユース=常識的な範囲での利用)で、8Kアップスケールも使えます。
注意点は、支払いが返金不可であることです。無料プランは登録時のクレジットのみなので、その範囲で使い勝手を確かめてから契約しましょう。日本語対応は公式ページで確認できませんでした。
Krea AI:無料で毎日試したい、複数のモデルを比べたい人向け
Krea AIは、画像・動画・3Dの生成モデルをまとめて使えるAIクリエイティブツールです。無料プランでも毎日100ユニットが付与され、全画像・動画モデル、2Kアップスケール、商用ライセンスを使えます。WebとiOSアプリがあります。
料金は米ドル建てで、年払いのほうが安くなります。
- Free:毎日100ユニット、全画像・動画モデル、商用ライセンス
- Basic(月5,000ユニット):月額 $5.25(年払い・初回 $63・月払いなら月額 $9)
- Pro(月20,000ユニット):月額 $21(年払い・初回 $252・月払いなら月額 $35)
- Max(月60,000ユニット):月額 $63(年払い・初回 $756・月払いなら月額 $105)
Basicは一部の動画モデルと最大22Kのアップスケールが使えます。Proは全動画モデルと、画像8件・動画4件の同時生成に対応します。MaxはLoRA学習が無制限です。追加のコンピュートパック(90日有効)も購入できます。
注意点は、Basic・Pro・Maxの未使用ユニットを繰り越せないことです。また、料金ページ内でBasicの年払い価格の表記が食い違っていたため、申し込み画面で金額を確かめてください。日本語対応は公式ページで確認できませんでした。
Tripo AI:3Dプリントやゲーム用の3Dモデルを作りたい人向け
Tripo AIは、テキストや画像から数秒で3Dモデルを生成できるツールです。高精度モデル、ゲーム向けのクアッドメッシュ(四角形の面で構成された扱いやすい形状)、テクスチャ生成、パーツ分割、リギング(動かすための骨組み)に対応しています。公式サイトには日本語ページがあります。
料金は米ドル建てで、月払いと年払いを選べます。
- Free:月200クレジット(約13モデル)、公開モデル・非商用
- Pro(月3,000クレジット・約200モデル):月額 $20
- Max(月25,000クレジット・約1,660モデル):月額 $90
- 実施中のキャンペーン:新規ユーザー向け初月割引クーポン
Proからは非公開モデルと商用利用に対応し、同時10タスク、Blender・Unity・UnrealなどのDCCツール(3D制作ソフト)との連携が使えます。Maxは8Kテクスチャが無制限で、同時100タスクです。3Dプリント向けには、大きなモデルをプリントベッドに収まるパーツへ自動分割する機能もあります。
注意点は、料金ページ内で年払いの割引表示と金額が一致していなかったことです。年払いを選ぶ場合は、申し込み画面の請求額を確認しましょう。日本語サポートの有無は公式ページで確認できませんでした。
よくある質問
無料で商用利用できるのは?
3つのうち、無料プランに商用ライセンスが含まれるのはKrea AIです。Dzineの無料プランは非商用、Tripo AIの無料プランは公開モデル・非商用です。仕事で使うなら、Krea AIの無料プランか、各サービスの有料プランを選びましょう。
日本語のプロンプトは使える?
3つとも、日本語のプロンプトへの対応は公式ページで明示されていません。Tripo AIは公式サイトに日本語ページがあります。無料プランで日本語と英語のプロンプトを試し、結果を比べるのがおすすめです。
作った画像を動画にしたい場合は?
Dzineには画像の動画化機能があり、Krea AIも動画モデルを使えます。動画生成を中心に比べたい人は、AI動画生成ツールの比較も参考にしてください。
3Dプリンターで使えるデータは作れる?
Tripo AIは、3Dプリント向けのSTL・3MF・OBJ形式で書き出せます。ただし無料プランのモデルは公開扱いで商用利用できないため、販売目的ならProプラン以上が必要です。
まとめ
AI画像生成ツールは、作りたいもの、無料プランと商用利用の条件、クレジットの繰り越し、返金の条件を確認して選ぶと失敗しにくくなります。
- キャラクターやイラストを同じテイストで作りたい:Dzine
- 無料で毎日試したい、複数のモデルを比べたい:Krea AI
- 3Dプリントやゲーム用の3Dモデルを作りたい:Tripo AI
3つとも無料プランがあります。まず無料で同じプロンプトを試し、仕上がりと使い勝手を比べてから有料プランを選びましょう。