Airaloは、海外旅行で使うデータ通信用のeSIMを販売するストアです。eSIMは、スマホに内蔵されたSIMに通信プランを書き込む仕組みで、物理的なSIMカードを差し替えずに現地の回線を使えます。この記事は、海外旅行の前に日本でeSIMを買っておき、現地に着いたらすぐネットを使いたい人向けです。プランの選び方と、購入からiPhoneに設定するまでの流れを、公式ヘルプをもとにまとめます。
結論:Airaloはこんな人におすすめ
Airaloは、日本語と日本円で手軽に海外用のeSIMを用意したい人に向いています。eSIMに対応していないスマホを使っている人は利用できません。
向いている人
- 海外旅行や出張で、現地のデータ通信を安く手軽に用意したい人
- 日本語の画面と日本円の価格で買いたい人
- アジアやヨーロッパなど、複数の国を周遊する人
向いていない人
- eSIMに対応していない、またはSIMロックが解除されていないスマホを使っている人
- 現地の電話番号で通話やSMSをしたい人
- スマホの設定を自分で変えることに不安がある人
Airaloとは
Airaloは、200以上の国と地域に対応したeSIMのストアです。プランは大きく3種類あります。
- ローカル:1つの国で使うプラン(例:アメリカ合衆国)
- リージョナル:アジアやヨーロッパなど、複数の国をまたいで使える周遊プラン
- グローバル:世界の多くの国で使えるプラン
それぞれ、データ量が決まったパッケージと、データ無制限のパッケージから選べます。購入はアプリかWebで行い、QRコードなどで数分で設定できます。
有効期間は、多くのプランで「現地の対応ネットワークに初めて接続した時点」から始まります。そのため、出発前に日本でインストールしておいても日数は減りにくい仕組みです。ただし公式ヘルプによると、一部のプランはインストール時に有効期間が始まるため、購入前に「Package details」で確認するよう案内されています。
料金プランと選び方
料金は行き先・データ量・有効日数で決まる買い切り(プリペイド)型です。主な行き先の最安パッケージは次のとおりです。
行き先 | 料金 |
|---|---|
アジア(18の国と地域)1GB・3日 | ¥700(1回払い) |
アメリカ合衆国 1GB・3日 | ¥700(1回払い) |
ヨーロッパ(41の国と地域)1GB・3日 | ¥850(1回払い) |
旅程に合わせた選び方
- 1か国だけの旅行:その国のローカルプランを選びます。
- 複数の国を回る:アジアやヨーロッパのリージョナルプランなら、国ごとに買い直す手間が省けます。
- 地図や動画をよく使う、テザリングもしたい:データ無制限のパッケージも検討しましょう。
- 短い出張:日数とデータ量が少ないパッケージで足りるか、滞在日数で計算します。
データ残量が少なくなると自動でパッケージを追加購入する設定があります。オンのままだと追加の請求が発生するので、不要ならオフにしておきましょう。
始め方(購入からiPhoneへの設定まで)
手順は公式ヘルプ「How can I get an eSIM?」「How do I install and set up an eSIM on my iOS device?」に基づいています。インストールは、安定したWi-Fiにつながった場所で行うのがすすめられています。
1. アカウントを作ってeSIMを買う
- 公式サイトを開くか、Airaloのアプリを入れます。
- 右上のログインから、新規登録またはログインします。
- 新規の場合は、メールに届く確認コードを入力して登録を終えます。
- eSIMストア(アプリでは「Store」)で行き先を選びます。
- パッケージを選び、「Buy Now」から支払います。
2. iPhoneにインストールする(アプリから直接)
- アプリの「My eSIMs」から購入したeSIMを選び、「View details」をタップします。
- 「Install or share」を選び、「Start installation」→「Continue」と進みます。
- 有効化が終わるまで数分待ちます。途中で画面を閉じないようにしましょう。
- 「Done」をタップし、完了のメッセージが出たら「Slide to Continue」で進みます。
- データローミングを有効にするよう表示されたら、オンにします。
- すでに現地にいれば「Get Connected」、出発前なら「Connect Later」を選びます。
3. QRコードや手動で入れる場合
iPhoneの「設定」から「Cellular」(モバイル通信)→「Add eSIM」→「Use QR code」と進み、アプリに表示されるQRコードを読み取ります(画面名は公式ヘルプの英語表記です)。読み取れない場合は「Enter Details Manually」を選び、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力します。Androidの手順は、公式ヘルプのAndroid向けの記事で案内されています。
データローミングは、インストール中の案内かアプリの指示に従ってオン・オフを切り替えます。現地での接続手順はアプリの「How to Connect」に表示されます。
日本語で使うときのポイント
公式サイトは日本語で表示され、価格も日本円です。24時間の多言語サポートがありますが、日本語で問い合わせできるかは公式ページで明示されていません。公式ヘルプの記事も、今回確認した範囲では英語でした。
支払い方法の一覧も今回は確認できませんでした。日本円で表示されるので、ドル建てのサービスより金額を把握しやすいといえます。
解約・返金の方法
Airaloは買い切り型なので、月額の解約手続きはありません。注意したいのは自動更新の設定です。残量が少なくなると追加購入される設定をオンにしている場合は、旅行が終わったらオフにしましょう。
返金について、公式ヘルプのiOS向け記事では、インストールに失敗したときに「View options」から自動の交換や返金を依頼できると案内されています。そのほかの返金条件は今回確認できなかったため、公式ヘルプセンターで確認してください。
Airaloと似たツール
同じ海外eSIMのカテゴリには、次のツールがあります。
- Yesim:容量プランに加え、使った分だけ払うPay & Flyや1日単位の無制限プランを選べるeSIM
2つのサービスの違いは、海外eSIMのおすすめ比較で詳しく比べています。Airaloの料金・良い点・注意点の一覧は、Airaloのツールページにまとめています。
よくある質問
普段の電話番号はそのまま使えますか?
AiraloのeSIMはデータ通信用です。普段使っているSIMはスマホに残したまま、データ通信だけAiraloの回線に切り替えて使う形になります。
インストールの手順をもう一度見たいときは?
公式ヘルプによると、インストール後はアプリ内の手順が表示されなくなることがあります。その場合は、注文確認メールに添付されたPDFの手順を確認します。
自分のスマホがeSIMに対応しているか分かりません。
公式ヘルプに、iPhoneがeSIMに対応しているかを確認する記事があります。eSIM対応であることに加えて、SIMロックが解除されていることも必要です。
まとめ
Airaloは、日本語と日本円で海外旅行用のeSIMを買える、使い始めやすいサービスです。1か国ならローカル、周遊ならリージョナルを選び、出発前にWi-Fi環境でインストールしておくと、現地ですぐに使えます。自動更新の設定だけは、旅行の前後で確認しておきましょう。