PR本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。詳しくはこちら

記事一覧

n8nの使い方入門|料金・無料で試す方法と始め方【2026年】

ワークフロー自動化ツールn8nの使い方を、クラウド版の登録から最初のワークフロー作成まで公式ドキュメントをもとに解説します。料金プランの選び方、無料トライアルの内容、セルフホストの注意点、日本語で使うときのポイント、解約の流れもまとめました。

n8n(エヌエイトエヌ)は、アプリ同士をつないで作業を自動化するツールです。ノード(処理の部品)を画面上でつなぎ、「毎朝8時にデータを取得して保存する」といった流れを作れます。この記事では、クラウド版の始め方を中心に、料金の選び方や解約の流れまでを公式情報をもとに整理します。自動化ツールを初めて使う人や、n8nを無料で試せるか知りたい人向けです。

結論:n8nはこんな人におすすめ

n8nは、柔軟な自動化を組みたい人に向くツールです。一方で、画面も公式情報も英語なので、英語に抵抗がある人には負担があります。

向いている人

  • 手順の多いワークフローを組みたい人(料金はステップ数ではなく実行回数で決まる)
  • まずクレジットカードなしで試してから決めたい人
  • 将来的に自分のサーバーで動かすことも考えている人
  • ドキュメントを読みながら設定を進められる人

向いていない人

  • 日本語の画面やサポートが必要な人
  • 期間の制限がない無料プランでずっと使いたい人(クラウド版に無料プランはない)
  • サーバーの管理をしたくないのに、費用を抑えるためにセルフホストを考えている人

n8nとは

n8nは、複数のアプリやサービスをつなぎ、処理の流れ(ワークフロー)を自動で動かすツールです。公式ドキュメントでは、使い方が大きく2つに分かれています。

  • n8n Cloud:n8nが運用・更新を行うクラウド版。公式の説明では、すぐに始めたい人やインフラを自分で管理したくない人向けです。
  • セルフホスト:自分で用意したサーバーなどにn8nを入れて動かす方法。ライセンスキーなしで使う場合は、無料のCommunity Editionとして動きます。

ワークフローは「トリガー(きっかけ)」と「その後の処理」で組み立てます。公式のクイックスタートでは、決まった時刻に動くトリガー、外部のデータを取ってくる「HTTP Request」、データの形を整える「Edit Fields (Set)」、データを保存する「Data table」を順につなぐ例が紹介されています。

チャットの指示でワークフローを作る「n8n Assistant」(プレビュー版)もあり、料金プランにはその利用クレジットが含まれます。

料金プランと選び方

クラウド版の料金は月額 €20〜(Starter・年払い)です。プランは、月に何回ワークフローを実行するかで選びます。n8nの料金ページでは、1回の実行は「ワークフロー全体の1回の実行」と説明されており、ステップが多くても1回と数えます。

プラン

料金

主な内容

向いている人

Starter

月額 €20(年払い・初回 €240)

月2,500回実行、同時実行5、共有プロジェクト1つ

個人で少数のワークフローを動かす人

Pro

月額 €50(年払い・初回 €600)

月10,000回実行、同時実行最大50、管理者ロール

実行回数が多い人、小さなチーム

Business

月額 €667(年払い・初回 €8,004)

月40,000回実行、SSO、Git連携、複数環境

組織での運用。料金ページではセルフホスト向けと表示

料金はユーロ建てで、料金ページには年払いの価格が表示されています。月払いの価格は料金ページの表示からは確認できませんでした。

個人で毎日いくつかの処理を動かすならStarter、実行回数が多い場合や何人かで使う場合はProが目安です。たとえば1日1回動くワークフローなら、1本で月30回ほどの実行です。

始め方(登録から最初のワークフローまで)

ここでは、クラウド版のトライアルに登録し、公式クイックスタートの例に沿って最初のワークフローを作るまでを紹介します。画面の文言は英語のまま示します。

クラウド版のトライアルに登録する

  1. 公式サイトのクラウド版ページ(n8n.io/cloud)からトライアルに登録します。トライアルの条件は14日間無料トライアル(クレジットカード不要)です。
  2. 料金ページによると、トライアルではPro相当の機能を使えます。実行回数は1,000回、同時実行は5です。
  3. 有料プランに移る場合は、Cloud console上部のトライアルバナーにある「Upgrade plan」、または「Billing」から「Upgrade plan」を選びます。
  4. 「Choose a plan」の画面で「Monthly」か「Annual」を選び、使いたいプランの「Select plan」を押して支払い情報を入力します。

公式ドキュメントによると、トライアル中にアップグレードしなければ、トライアルは自動で終了し、料金は発生しません。ただし、その後インスタンス(自分専用のn8n環境)は削除されます。トライアル終了から90日以内であれば、ワークフローをダウンロードできると説明されています。

最初のワークフローを作る

公式クイックスタートでは、毎朝8時にベルリンの天気データを取得し、文章に整えて保存する例を作ります。流れは次のとおりです。

  1. 左のメニューで「Personal」を選び、右上の「Create workflow」を押します。名前を「Weather Log」などに変えます。
  2. 「Add first step」を押して「On a schedule」を選びます。「Trigger at Hour」を8amに設定します。
  3. トリガーの後ろの「+」を押し、「HTTP Request」を追加します。「URL」欄に、公式が用意しているサンプルAPI(Mockingbird)のURLを入れ、「Execute step」で取得結果を確認します。
  4. 次に「+」から「Data transformation」→「Edit Fields (Set)」を追加します。「Add Field」で「report」という項目を作り、取得したデータの値をドラッグして文章にします。
  5. 「Personal」→「Data tables」で「Create data table」を押し、保存先の表を作ります。ワークフローに「Data table」ノードを足し、「Insert row」を選びます。
  6. 「Execute workflow」で全体を試し、表に行が追加されたか確認します。最後に画面上部の「Publish」を押して公開します。

公開したワークフローは、設定した時刻に自動で動きます。

セルフホストの概要と注意点

セルフホストは、n8nを自分の環境で動かす方法です。公式ドキュメントでは、技術的な人員や設備がある人、設定を細かく管理したい人、無料で使いたい人向けとされています。

公式に案内されている主な方法は次の3つです。

  • ワンライン(1行のコマンド)セットアップ:LinuxかmacOSで使う。Dockerが必要。
  • Docker Compose:本番運用向けとされる方法。DockerとDocker Composeが必要。
  • npm:ローカルでの開発や試用向け。ただし公式ドキュメントでは、n8n 3.0から非推奨と案内されています。

注意点は、運用をすべて自分で担うことです。公式の説明では、インストールや設定に技術的な知識が必要で、保守やアップデートも自分の責任になります。SSOなどの一部の機能は、セルフホストでも有料のライセンスキーが必要です。サーバー管理に慣れていない場合は、まずクラウド版で試すほうが始めやすいでしょう。

日本語で使うときのポイント

n8nの公式サイト、料金ページ、ドキュメントは英語です。日本語のページは確認できませんでした。エディター画面を日本語表示に切り替える方法も、公式ドキュメントでは確認できませんでした。

手順は「Add first step」「Execute step」など短い英単語のボタンが中心です。ボタン名は英語のまま覚えておくと、ドキュメントと画面を照らし合わせやすくなります。

支払いはユーロ建てです。日本のクレジットカードで払う場合、円への換算レートに加えて、カード会社の海外事務手数料がかかることがあります。料金ページでは、年払いのBusinessとEnterpriseで請求書払いと銀行振込が案内されていますが、StarterやProで使える支払い方法は料金ページで確認できませんでした。ドル払いやユーロ払いの手数料は海外サブスクの支払い・解約ガイドで詳しく解説しています。

解約・返金の方法

公式ドキュメントによると、Cloud consoleの「Billing」で、プランの変更や解約、支払い方法の更新ができます。解約の画面ごとの手順は、ドキュメントでは確認できませんでした。

料金ページのFAQでは、解約の扱いが次のように説明されています。

  • 月払い:いつでも解約でき、その請求期間の終わりで契約が終了します。
  • 年払い:解約は1年の契約期間の終わりに反映されます。
  • 返金:日割りでの返金は行っていません。

年払いは途中で解約しても日割りで戻らないため、トライアルで試してから決めると安心です。

n8nと似たツール

同じ自動化ツールでは、Makeがあります。Makeは画面上でモジュールをつなぐノーコードの自動化ツールで、無料プランを期間の制限なく使えます。

n8nは実行回数、Makeはクレジットで料金が決まるなど、仕組みに違いがあります。両者の違いはn8nとMakeの違いを比較で詳しく比べています。

よくある質問

トライアルが終わると作ったワークフローはどうなる?

公式ドキュメントによると、アップグレードしないままトライアルが終わるとインスタンスは削除されます。使い続けたい場合は終了前にアップグレードするか、ワークフローをダウンロードしておきます。

1回の実行に何ステップ含めても1回と数える?

はい。料金ページでは、実行は「ワークフロー全体の1回の実行」と説明されています。ステップ数やデータ量が増えても、1回の実行は1回です。

セルフホストとクラウド版、どちらから始めるべき?

初めてなら、クラウド版から始めるほうが手間は少なめです。公式の説明では、クラウド版はn8nが運用を担い、セルフホストはセットアップに時間がかかり、保守も自分で行う必要があります。

まとめ

n8nは、ノードをつないで柔軟な自動化を組めるツールです。クラウド版はトライアルから始められ、料金は実行回数でプランを選びます。セルフホストは無料のCommunity Editionで使えますが、サーバーの運用は自分で担う必要があります。

画面や公式情報は英語のため、ボタン名を英語のまま覚えながら進めるのがおすすめです。まずはトライアルで、公式クイックスタートの例を作ってみると全体の流れをつかめます。

この記事で紹介したツール

n8n

セルフホストもできるワークフロー自動化ツール

評価
3.1
料金
月額 €20〜
日本語
英語のみ