Taskadeは、タスク管理のワークスペースに、AIエージェントや自動化、アプリ作成の機能を組み合わせたツールです。普通のToDoリストとして使えるうえ、文章で説明するだけで簡単なWebアプリを作り、公開することもできます。この記事では、最初のプロジェクトからAIアプリの公開までの手順と、プラン選び・日本語設定・解約の判断材料を、公式ヘルプの内容をもとにまとめます。
結論:Taskadeはこんな人におすすめ
Taskadeは「タスク管理とAIによる作業の効率化を1か所で試したい人」に向いています。無料プランでもライブアプリを3件まで公開できるので、まず触ってみる段階ならお金はかかりません。
向いている人
- タスクやメモをリスト・ボード・マインドマップなど複数の表示で切り替えたい人
- 自分専用のAIエージェントに資料を読ませて質問したい人
- コードを書かずに、社内向けの小さなアプリを作ってみたい人
- 画面を日本語に切り替えて使いたい人
向いていない人
- シンプルなToDoリストだけがほしい人(Todoistのほうが迷わない)
- 円建てで支払いたい人(料金は米ドル建て)
- AIを無料でたくさん使いたい人(無料プランのAIは従量課金)
Taskadeとは
Taskadeは「ワークスペース」→「フォルダ」→「プロジェクト」という階層で情報を整理します。プロジェクトの中で1行入力するごとにタスクになり、字下げするとサブタスクになります。プロジェクトの上部で、リスト、ボード、カレンダー、テーブル、マインドマップなどの表示を切り替えられます。
AIまわりの機能は大きく3つです。文章で説明するとアプリやワークフローを作る「Taskade Genesis」、ファイルやURL、YouTube動画などを学習させる「Custom AI Agents」、各タスクの中で使える「AI Assistant」です。
料金プランと選び方
プランはFree、Pro、Businessの3つです。有料プランの最安は月額 $10〜(Pro・年払い)です。
プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
Free | 無料 | ライブアプリ3件、月10回の自動化、AIは従量課金、2人まで |
Pro | 月額 $10(年払い・初回 $120・月払いなら月額 $20) | ライブアプリ無制限、独自ドメイン10件、月50,000 AIクレジット、月1,000回の自動化、10人まで |
Business | 月額 $25(年払い・初回 $300・月払いなら月額 $50) | 独自ドメイン無制限、独自ブランド表示、月10,000回の自動化、人数無制限 |
選び方の目安は次のとおりです。
- タスク管理として試したい:Free。2人までなら共同作業もできます。
- AIを日常的に使いたい、アプリを独自ドメインで公開したい:Pro。まとまったAIクレジットが毎月付きます。
- チーム全員で使いたい:Business。人数の上限がなくなります。
年払いと月払いを選べ、年払いのほうが割安です。
始め方(登録から最初のアプリ公開まで)
公式ヘルプに沿った流れです。画面の文言は英語のまま「」で示します。アカウント登録の画面については、公式ヘルプで詳しい手順を確認できなかったため省きます。
- プロジェクトを作る:ワークスペースかフォルダを開き、右上の「New project」を押します。
- 作り方を選ぶ:「AI Generator」を選んで作りたい内容を説明し「Create Project」を押すか、テンプレートを選ぶか、最初のタスクを直接入力します。
- タスクを書き出す:プロジェクト内をクリックして入力すると、1行が1つのタスクになります。字下げでサブタスクにできます。
- AIでアプリを作る:Genesisを開き、入力欄に作りたいアプリを説明します。作成モードは「Genesis」(初期設定)、「Project」、「Agents」、「Automation」から選べます。参考資料はクリップのアイコンから添付できます。
- 動作を確かめる:「Preview」タブでアプリを操作し、フォーム送信やスマホ表示を確認します。直したい点は左側のチャットで1つずつ伝えます。
- 公開する:右上の「Publish」を押し、公開範囲を「Private」「Secret」(リンクを知っている人だけ)「Public」から選びます。
AIエージェントを作る場合は、「Agents」タブで新しいエージェントを作り、「General」タブで名前や口調を設定します。「Knowledge」タブでファイルやリンクを追加すると、その内容をもとに答えるようになります。
日本語で使うときのポイント
公式ヘルプによると、Taskadeの表示言語には日本語が含まれています。右上のプロフィールアイコンから「Change Language」を選ぶか、「Settings」→「General」→「Language」で切り替えます。ヘルプセンターや料金ページは英語です。
AIエージェントの返答言語は、エージェントごとに設定できます。エージェントの「General」タブの下にある「Language」を選び、「Update」で保存します。Genesisに日本語で指示できるかどうかは、公式ヘルプでは明記されていませんでした。
支払いはStripe(海外の決済サービス)経由で、主要なクレジットカード、Apple Pay、Google Payに対応しています。料金は米ドル建てなので、為替レートやカード会社の海外事務手数料で請求額が変わります。考え方は海外サブスクの支払い・解約ガイドを参考にしてください。
解約・返金の方法
Web版での解約手順は次のとおりです。
- 「Settings」→「Billing」を開く。
- 「Manage Subscription」を選ぶ。
- 「Cancel Plan」を選び、表示に従って確定する。
解約後も今の請求期間の終わりまでは有料機能を使え、その後は無料プランに戻ります。プロジェクトやエージェント、自動化は残りますが、有料機能は使えなくなります。
iPhoneのアプリ内で購入した場合はAppleでの管理になり、端末の設定からApple IDの「サブスクリプション」を開いて解約します。公式の料金ページでは、App Store版ではプラン変更ができないとされています。
返金の条件は、公式ヘルプでは明記されていません。返金を希望する場合はサポートに問い合わせるよう案内されています。
Taskadeと似たツール
タスク管理の候補には、ほかに次のツールがあります。
3つの違いはタスク管理アプリの比較記事でまとめています。AIでのアプリ作成を本格的に考えるなら、AIアプリ作成ツールの比較も参考になります。
よくある質問
作ったアプリは他の人も使えますか?
公開範囲を「Public」か「Secret」にすれば、リンクから他の人も使えます。公開後はリンクの共有やWebページへの埋め込みもできると案内されています。
Taskadeでマインドマップは作れますか?
作れます。プロジェクトの表示を「Mind Map」に切り替えると、同じタスクをマインドマップ形式で見られます。本格的な図の作り込みや多くの書き出し形式が必要なら、専用ツールのXmindも比較してください。
家族や同僚と一緒に使えますか?
使えます。プロジェクトは共有して共同作業でき、料金ページによると無料プランは2人まで、Proは10人まで、Businessは人数無制限です。人数が増えそうなら、最初からプランの上限を確認しておきましょう。
まとめ
Taskadeは、タスク管理にAIエージェントやアプリ作成を組み合わせたい人に向くツールです。画面は日本語に切り替えられ、無料プランでもアプリを3件まで公開できます。
一方で、料金は米ドル建てで、無料プランのAIは従量課金です。返金の条件も明記されていません。まずFreeでプロジェクトと小さなアプリを作り、AIを毎日使うようになったらProを検討しましょう。