Hostingerは、WordPressやNode.jsに対応したレンタルサーバーです。日本語の公式サイトで円建ての料金を確認でき、全プランに独自ドメインの1年無料が付きます。この記事では、WordPressでブログやサイトを始めるまでの手順を中心に、プラン選び・管理画面の日本語化・返金の判断材料を、公式ヘルプとチュートリアルの内容をもとにまとめます。
結論:Hostingerはこんな人におすすめ
Hostingerは「長期契約で費用を抑えて、WordPressのブログや個人サイトを運営したい人」に向いています。契約後の案内に沿って進めるだけで、ドメインの設定からWordPressのインストールまで終わらせられます。
向いている人
- これからWordPressでブログやアフィリエイトサイトを始めたい人
- ドメインとサーバーをまとめて用意したい人
- 数年単位で運営する予定があり、長期の前払いに抵抗がない人
向いていない人
- 1年未満など短期だけ使いたい人(割安な料金は48か月の前払いが前提)
- コードも設定も触らず、テンプレートだけでサイトを作りたい人(WixやHostinger Horizonsが向く)
- 日本語で問い合わせできることを最優先にしたい人(日本語サポートの明記は確認できない)
Hostingerとは
Hostingerは、Webサイトを置くためのサーバーを貸し出すサービスです。WordPressのほか、Node.jsで作ったアプリも動かせます。料金ページによると、全プランに独自ドメインの1年無料、CDN(表示を速くする配信網)、AIツール、EC機能が含まれます。
ノーコードで作りたい場合は、同じHostingerのAIビルダーを解説したHostinger Horizonsの使い方を参考にしてください。
料金プランと選び方
主なプランはPremium、Unlimited、Cloud Startupで、最安は月額 ¥299〜(Premium・4年)です。
プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
Premium | 月額 ¥299(4年・初回 ¥14,352) | Webサイト3件、SSD 20GB、週1回のバックアップ、独自ドメイン1年無料、メールボックス2件 |
Unlimited | 月額 ¥469(4年・初回 ¥22,512) | Webサイト無制限、NVMe 50GB、日次バックアップ、メールボックス無制限、優先サポート |
Cloud Startup | 月額 ¥1,249(4年・初回 ¥59,952) | Webサイト無制限、NVMe 100GB、日次・オンデマンドバックアップ、優先サポート |
選び方の目安は次のとおりです。
- ブログを1〜3件運営したい:Premium。バックアップは週1回です。
- サイトを増やしていく予定がある、毎日バックアップしたい:Unlimited。
- アクセスの多いサイトや、表示速度を重視するサイト:Cloud Startup。
表示の月額は48か月分の前払い合計を月数で割った額で、更新時は通常価格になります。税込かどうかは料金ページに記載がないため、申し込み画面の合計金額で確認してください。
始め方(契約からWordPressのインストールまで)
Hostingerのチュートリアルによると、新しくプランを契約すると、WordPressの初期設定の画面(オンボーディング)に案内されます。画面の文言は英語版の表記を「」で示します。
- プランを選んで契約する:料金ページでプランと契約期間を選び、申し込みます。
- ドメインを決める:「Secure your domain」の欄に使いたいドメインを入力し、表示された候補から選びます。無料のドメイン特典はここで使えます。
- サーバーの場所を確認する:「Where should we host your website?」の画面で、自動で選ばれたサーバーの地域を確認します。公式チュートリアルでは、読者の多い地域が別にある場合は変更するよう案内されています。確認したら「Next」を押します。
- WordPressのログイン情報を作る:「Create login details for your WordPress website」の画面で、「WordPress admin language」(管理画面の言語)、「WordPress admin mail」(管理者のメール)、「Administrator password」(管理者パスワード)を設定します。管理画面の言語は日本語を選んでおくと、あとで変更する手間が省けます。
- 作り方を選ぶ:「Build from scratch」(白紙から)か「Create website with AI」(AIで下書きを作る)を選びます。
- インストールを待つ:「Installing WordPress」の画面で、2分ほど待てば完了です。
2つ目以降のサイトは、管理画面の「Websites」→「+ Create website」→「WordPress」から追加できます。
既存のプランにWordPressを追加する方法
契約済みのサイトに入れる場合は「WordPress Install」を使います。管理画面の「Websites」で対象サイトの「Dashboard」を開き、「Website」→「WordPress Install」で「Install」を押します。サイト名と管理者の情報を入力したら、「Select language」で言語を選びます。初期設定は英語なので、日本語に変えてから「Install」を押しましょう。
日本語で使うときのポイント
公式サイトには日本語ページがあり、料金も円で表示されます。管理画面(hPanel)の表示言語は、右上のプロフィールアイコンから言語の一覧を開いて切り替えられ、公式ヘルプでは日本語も選択肢に含まれています。ブラウザの翻訳拡張機能は表示を崩すことがあるので、オフにするよう案内されています。
WordPressの管理画面の言語は、上の手順のとおりインストール時に選べます。
日本語での問い合わせに対応しているか、使える支払い方法は、公式ページで確認できませんでした。申し込み画面で確認してください。
解約・返金の方法
返金保証は「30日間返金保証(ドメインの更新・移管、暗号資産での支払い、各種クレジット、無料トライアル後の初回支払いは対象外)」です。公式ヘルプによると、Webホスティングやクラウドホスティングの新規購入・更新は、元の購入日から30日以内なら返金の対象です。ただし、ドメインの更新や移管、暗号資産での支払い、各種クレジット、無料トライアル後の最初の支払いなどは対象外です。無料特典のドメインの扱いも含め、申請前に返金ポリシーを確認しておきましょう。
返金の申請手順は次のとおりです。
- 申請前にデータをバックアップする(申請するとサービスが解約され、ファイルやデータベース、メールは完全に削除される)。
- 管理画面右上のプロフィールアイコンから「Billing」→「Payment History」を開く。
- 対象の支払いの「Refund」を押す(ボタンがなければ対象外)。
- データが失われることへの同意にチェックして「Next」を押し、理由を選ぶ。
- 返金先を「Hostinger Balance」(Hostinger内の残高)か「Original Payment Method」(元の支払い方法)から選ぶ。
- 「Submit request」で送信し、「Billing」→「Refund History」で状況を確認する。
返金を伴わない解約や自動更新の停止の方法は、公式ヘルプで確認してください。
Hostingerと似たツール
サイトを作って公開する方法には、ほかに次のものがあります。
- Hostinger Horizons:同じHostingerのAIビルダーです。WordPressを使わず、AIとの会話でサイトを作れます。
- Wix:サーバーの知識がなくても、テンプレートでホームページを作れます。
ノーコードで作るツールの違いはホームページ作成ツールの比較でまとめています。ブログの集客を分析したい場合はSemrushの使い方も参考にしてください。
よくある質問
WordPressの古いバージョンを入れられますか?
できます。「WordPress Install」の「Select application version」で、インストールするバージョンを選べます。初期設定は最新版です。
返金を申請したらサイトはどうなりますか?
返金が処理されると、関連するサービスは自動で解約されて止まります。ファイルやデータベースも削除されるため、続けて別のサーバーで運営する場合は先にバックアップを取りましょう。
まとめ
Hostingerは、円建ての料金で、WordPressのブログや個人サイトを長期的に運営したい人に向くレンタルサーバーです。契約後の案内に沿って、ドメイン、サーバーの場所、管理画面の言語を決めれば、数分でWordPressを始められます。
注意点は、割安な料金が48か月の前払い前提であることと、更新時は通常価格になることです。30日間の返金保証の期間内に、管理画面やWordPressの使い勝手を確かめておきましょう。